Enrique Escobar というお方って?

Enrique Escobarの西部劇音楽は私の聴いた範囲では、カッコイイ疾走感路線や哀愁・復讐路線というものではなく、
軽ポップ明るさカントリー路線でまとまっているように見受けられます。
ギンギンの灼熱マカロニ路線の好きな私としては(注1)、腰砕けは否めません。
ただ曲のみで映像を観ないで、いいか悪いかの判断をするのはよくありませんが。

この方のスパニッシュ/マカロニ・ウエスタン担当作品は結構な数があるということは、一部それなりに好まれていたのか?と感じます。
ただ、監督(あるいは企画/脚本?)Ignacio F.Iquinoとのコンビ作が多く全てに好まれた訳ではなさそうな気がしますが。

それと先のように実際映像を見ていないので主題曲以外は結構それなりの曲があるのかも知れませんが。
あまりEscobarでカッコイイという言葉は私の周辺では聞いたことはありません。

ですが数あるマカロニ系ウエスタンの作曲者として、数本の音楽を担当したということは同映画ファンとしては外すわけにはいかない人物
ではあります。

(注1)Spaghetti Westernの音付けには、Italian Pop,Rock,Folk,Jazz各系統または準ずるものが多々ありさまざまな曲があります。
   それらはSpaghetti Westernの曲としての愛着がまず先行してある為、たとえ腰砕けの曲であったとしても、私の位としては
   他ジャンルの映画音楽の上を行くのであります。


Francisco HerederoのCDで、Enrique Escobar作曲の明るい曲が聴けます。



"Oeste Nevada Joe"〜Nevada Joe TV放映「西部の素浪人ネバダ・ジョー」 
"Un do'lar de fuego"〜Mi amor esta' lejos TV放映「銃口で死ねピタリ一発」

GarringoさんのHPにてこのCDについての説明があります。
最初に振っておいてあとからCDを購入するというあまりいい行為をしませんでしたが、
Garringoさんは快く情報提供してくださいました。Garringoさんありがとうございます。