薄れゆく記憶の中の映画館



-前置き追補-
ここは如何に好きなものでも記憶から忘れ去っていくのだという実験的な場であります。
これを書いた後で、また該当する映画を何とか見てみたいとは思います。
あまりの違いに三歩あゆめずでもよきかな。
よく内容をご存知の方は笑ってくださいませ。

-実際はここから書き始めました-

好きな映画とありますがだいぶ年月が過ぎ、はたまた記憶容量の問題から記憶違い、勘違い、
大きな間違い、錯覚、都合の良い捉え方等があるかもしれません。
でも、私は参考文献や他サイトを見て書くとかいうのが嫌いというか、自分の事ぐらい自分の
記憶でなんとかしろというあほなので、自分の覚えているまま書きます。
※ただし、製作国・原題・出演者等ぐらいは、他文献を参照させてください。

内容はまったく記憶のみ。
ですから、参考にはなりません。これも他で書いている通り、忘れていく記憶の補助として
残したく書いているだけです。(間違っていれば補助とは言えませんが)
もちろん、機会があればまた見ますが、人それぞれなので解釈は違ってくるかもしれません。

逆に全然内容が違ったストーリーになっていて、オリジナルっぽかったら新作として使って
くれないかなぁ。なわけねー。


<春の珍事>
It happens every spring 1949 アメリカ
監督:ロイド・ベーコン 出演:レイ・ミランド、ジーン・ピータース、ポール・ダグラス
これは野球を題材にした喜劇ですが、子供の頃2〜3回みてもうその面白さに釘付けに
なった記憶があります。
たしか、大学かなにかの研究者がある日飛び込んできたボールによって、周りの薬品類が
まざりこみ偶然にも木を避ける液体を発見(偶然なので発明ではない?)するといった話。
当時バットは木製(今でもプロは木製ですが)なので、ためしに薬品の付着したボールをバットに
近づけてみたらあら不思議。まるで磁石どうしが反発するかのごとく、バットを避ける。
そこで考え付いたのが野球のピッチャーとなり、この液体をボールに付ければ三振の山。
あれよあれよと大リーグの投手となり、ワールドシリーズまで駆け上がる...。
というストーリーではなかったかなぁ。

同じチームのキャッチャーがまた面白かったような。
ワールドシリーズ決勝の試合中にその液体が残り少ないのにもかかわらず、ヘアトニックと
間違えて髪の毛に付けてしまった。
(当然当人以外はその液体の秘密を知らない)

その為試合中ついに液体がなくなり、キャッチャーの頭をなぜながらわずかな液体を得て
なんとか凌いでいたけどついに相手にめった打ちに合い始めたそのピンチのとき、相手の打った
ライナーを利き腕でわしづかみしてピンチを乗り切ったのでは。
(事情を知らずヘアトニックと間違えて頭に付けてしまったキャッチャーとのやり取りが面白かった)

しかし、素手で補給した為骨折。あえなく引退となるが、もう液体が無い為このまま終わって
めでたしめでたしではなかったか。
キャッチャーが骨折して残念だったなと気の毒がっていたけど、本人はばれずに良かったと
ほっとしていたような...。
はたしてそうだったかは解りません。


<打撃王>
The pride of the Yankees 1942 アメリカ
監督:サム・ウッド 出演:ゲイリー・クーパー、テレサ・ライト、ベーブ・ルース、ウォルター・ブレナン、ダン・デュリエ
涙、涙。
かの米大リーグの名選手、ルー・ゲーリックのお話であります。
ヤンキースでの数々の活躍、結婚、連続試合出場のことなどいろいろなエピソードで物語は進行していきます。
とにかくゲーリー・クーパーの演技に引き付けられます。
ゲーリー・クーパーがゲーリックによく似てるのですよこれがまた!見ていて野球好きにはたまりません。
小児麻痺になり、引退を余儀なくされるまでの話は涙が止まりません。
最後に引退セレモニーの後ベンチ通路に静かに消えていく後ろ姿は、涙なしには見れませんでした。
その後ゲーリックは若くして亡くなるのでした...。

子供心ながら、感動していた記憶があります。必ずTV放映の度に見ていたと思います。

それにしてもクーパーの静なる演技はすばらしい。(これはヴェラクルスにも言えます)


<人類SOS>
The day of the Triffids 1962 イギリス
監督:スティーブ・セクリー、フレディ・フランシス 出演:ハワード・キール、ニコール・モーレイ、キーロン・ムーア
トリフッドという人食い植物と人間の戦いのお話。
最初の流れ星群と本筋である人食い植物とのからみの描き方が秀抜。
ある日全世界(といっても英国中心の話)で多くの流れ星が見れるというので皆盛り
上がっておりました。
皆は夜の流れ星見物にうつつを抜かしておりました。しかし、主人公らしき方は目
の治療のためぐるぐる巻きにされた包帯のため病院のベッドに寝ており、流れ星見物ができずに皆から
残念だね〜と言われてました。

さて翌日、町は目が見えない方々があふれかえり皆発狂寸前のパニック状態となっておりました。
街中事故が発生しまくり状態。(急に目が見えなくなったものだから)機関車は終点ホームに突っ込んでくるはの大惨事。
ここでお気付きと思いますが、そうなのです流れ星を見た人は皆目が見えなくなっ
ているのです。
おー!ホームに突っ込んだ汽車に乗っていた少女は、流れ星を見ていなかったので目が見えるというので
見えなくなった悪党おじさんに半場拉致られ、ちゃんと連れていけと言われてたような。
この少女がこの後いろいろ絡んでくるかは、忘れました。たしか絡んできたよなぁ...。

さてさてその後、人が次々に未知なる生物に殺されていくのでありました。この犯人が、人食い植物
トリフッドというものです。
目は植物なのでありません。音のする方向に進んでいくわけですが、動きはのろのろなのです。
ではなぜ人間が捕まってしまうのか?そうなのです。目が見えないので、いとも簡単に捕まってしまうのです。
おー、なんと解りやすい。
物語は入院していたため流れ星を見ずにすんだ主人公と、また別の箇所でトリフッドに囲まれて
しまった一家族(砂漠の中の一軒屋?)のどうやって助かるかまでを中心に描いていたと思います。
トリフッドはなんと何千、何万ともつかないほどの数がそこら中にいるのです!
囲まれた家族は、家の周りに電線を配して入ってこれないように辛うじて凌いでいたような。
でも襲われるのは時間の問題と思われたとき、音のする方向に向かう習性があることを知り、
宣伝用カー(マイクロバス?)に付けられたスピーカーから音楽をガンガンながして、誘導して
家族のいる家から引き離して脱出させるのではなかったかなぁ。
その後と、もう一方の主人公の話がごちゃまぜで解らん。

ラストに灯台まで追い詰められた主人公が、だんだん階段を上り進んでくるトリフッドの餌食に
なるのも時間の問題と思われたそのとき、切羽詰まって放水用のホース(火事なんかで消す消防車
についてる奴) から海水を浴びせたところ、なんとトリフッドが溶けていくではありませんか!
もう主人公は歓喜のごとく海水を浴びせるのでございました。
海水ならまだいっぱいあるぞーてなことだか叫びながら、海を写してめでたしめでたしだったかなぁ。
ご都合主義と言われようが、子供のわたしめには十分堪能できました。


<ヴェラクルス>
Vera Cruz
これはもう西部劇ものの傑作だと思います。
なにがいいって、クーパーとランカスターの絡みが秀抜ですよ。

陽気で気性が荒く、動のランカスター。
いつもにやりと白い歯を見せる余裕とも、相手を見下すともわからないあの笑顔のなかの陽気+荒さ。
(白い歯に見え隠れする、死のにほい...)

方や、物静かで冷静そのものどんなことにも動じない鉄の意志の持ち主のような静のクーパー。
(冷静沈着インテリジェンスを深く感じさせる)

両方とも腕が立つ。ゆえに、どちらが強いかもわからない。

なんか女性もたしか絡むのだけど記憶がぁ〜。護衛の名目?
この二人がひょんなことから馬車に隠された金貨を運ぶことに。(うまく盗むだったかどうか忘れた...)
マキシミリアン皇帝に献上する金塊だったか軍資金だったか。
なんだったかもう全然わからん。

とにかくそんなストーリーはそっちのけで楽しいのが、クーパーとランカスターのせめぎ合いですな。
呉越同舟というか、とにかく両方手を組んだと見せかけた出し抜きあい?だったか。

とくに銃の腕の見せ合いというか、凌ぎあいというか松明?を銃(ライフルだっけ?)で撃って火を消して
行くやり合いにはもううれしくてうれしくて。

ラストは最後の勝負を付けようてなことで、クーパーとランカスターが対峙する。
当然二人の間には友情とも知れないものが芽生えているのだが、やはりどちらかが上か
はっきりさせたい!?男の性。両方腕が立つのだもの。
(どちらかというとランカスターが勝負を付けたがったか...)
両者の拳銃が抜かれる緊迫の一瞬。
にやりと心憎い白い歯を見せるランカスター。
だが地面に倒れこむのはランカスターであった。
息を引き取るランカスター。

カッコ良すぎ〜。

クーパーは友情が芽生えていた相手を殺した後味の悪い怒りの気持ちで、銃を投げ捨てる。(?)

クーパーの静の演技があればこその、動の演技のランカスターが映え渉った映画でありました。

これでランカスターのファンは増えた又は大喜びだったかもしれませんが、クーパーの静の演技に
感動したものでした。

※これはBSで取ったVIDEOがあるので後で見てみようと思います。





掲載:2007.06.07


<ガメラ対バルゴン>
Gammera vs Barugon 1966 日本(大映)
監督:田中重雄 出演:本郷功次郎、江波杏子
これはリアルタイムで映画館で観ました。
前年の「大怪獣ガメラ」に続く、続編でございます。ちなみに併映が「大魔神」
二年連続して親父に連れられて行ったのを今でも思い出します。
(それ程貴重な体験でした。子供の頃親父はあまり遊んではくれず、思ひ出もこれと"まるます”のうなぎ
ぐらいしかありません) ※

この映画は子供相手にはちょっと上級な出来というか、大人も十分耐えうる作品だと思います。
物語の構成もしっかりしており、また音楽も子供相手に媚びたようなものではなくしっかりした音付けになっている
と私は思います。(それもそのはず、音楽木下忠司さんですね)

前回のラストで、ロケットにより宇宙に追放になったガメラの入れられていたカプセルに隕石が激突!
カプセルが壊れ再び地球に戻ってくるところから始まりますかな。
その頃、ニューギニア奥地に巨大なオパールが戦時中にあったとの情報をもとに金に目がくらんだ面々がオパールを
手に入れるためいい者、悪い者の争奪戦が繰り広げられます。(主人公も最初オパール目当てに現地にいくのだと記憶
してますが...一緒に行った奴に悪い奴がいたんだっけ。また一人はサソリにさされて死んだと存じます)
その間ガメラはあちこちで目撃され悪さをしでかしてます。
悪い奴?により、オパールがついに日本に持ち込まれます(それまでに幾多の丁々発止のやり取りがあります)。
その船に乗っていた悪者のベットの上に置かれたオパールに、点けておいた赤外線?の光が当たったままで
放置された状態になります。
するとなんとオパールの中からトカゲのような怪物が生まれてくるのです。
そうです。オパールと思われていたものは、実はバルゴンの卵だったので〜す。

神戸港の船から出たバルゴンは背中を光らせながら上陸してくるのでありました?
(背中からは虹色の殺人光線、また長い舌の先からは冷凍光線(光線ではなく霧のようなものなのだけど)を出すので〜す!
ちゅんげー。と当時は思ったかも。

当然ここまで出番が少ない?ガメラが面白く思うわけありません?早速両獣第一ラウンドが、大阪城側で繰り広げられます。
この戦いの時の音楽がメイン・タイトルの変奏でカッコよいのですよ。
ガメラ対バルゴン-大阪城
(一部音源がPCに残っていました)

蛇足ながら、バルゴンが虹色の殺人光線を出すときも素敵なエレクトーンっぽい?
電子音が付けられなかなかよきかなでございました。
(表現下手)

この第一ラウンドで、ガメラはバルゴンの冷凍光線で凍らされてしまうのです。
先ずはガメラの敗北。このとき目の光が消えるのですよね。
子供の頃、あ〜やられちゃったと思ったかも。

さてさてバルゴンですが大人しくしている訳ありません。いろいろ悪さをやらかします。(と思う)

一方いい者?(一応主人公)は、ニューギニアの原住民の酋長の娘(江波杏子。美しかった〜)と何とか悪者及びバルゴンを
倒す為いろいろ苦悩します。

さてさてバルゴンは水に弱いという弱点により、大好きなダイヤモンドを餌にヘリコプターで琵琶湖におびき寄せるという作戦が
進められます。
これにまたあの悪者が、ダイヤモンドをくれてやるなぞもったいねぇとのことでダイヤモンドを手に入れるべく暗躍します。

私の表現不足で支離滅裂かもしれませんが、上記話がうまくできている上
また、大映の暗黒映画の色が出ており観ていて飽きさせません。

この頃、大阪城で凍っていたガメラがなんと溶けはじめるのでありました。
生気を取りもどしたときに、目の光がぱっと戻るのですよ。あ、生き返った!てな具合に。

そして火炎噴射よろしくどこぞへ飛び去るのでありました。

ここまでいろいろありましたがダイヤモンド作戦も架橋に入り、いよいよバルゴンも琵琶湖のほとりまで来て、ヘリから今度は
ボートで水の中に誘導しようとしたとき、あの悪者がよこから奪うがごとく余計なことをやらかしますがバルゴンに飲み込まれます。
再度バルゴンの誘導を別の手立てでやり直しますが、寸前のところでバルゴンがきびすを返そうとしたそのとき!
ガメラが突如飛来し、バルゴンに挑みかかるのでありました。

ガメラはバルゴンを押さえ込み(喰いつき?)バルゴンを琵琶湖の中まで引きずり込みます。
水に濡れて、バルゴンの皮膚からは青い血(紫?)が流れ始めます。
弱点である水から逃れようととするバルゴン。そうはさせるかのガメラ。両獣の争いは繰り広げられます。

ついに琵琶湖の底に引きずり込まれたバルゴンは最後の断末魔とも言える虹色の殺人光線を出し(琵琶湖から光が出るが、
だんだん弱々しく空中途中から消えてくるだったと思います)息絶えるのでございました。

思わず主人公に顔をうずめる酋長の娘。(だったか)
勝ったガメラはそのまま立ち去ります。(だったか?)

主人公と酋長の娘が見つめる琵琶湖は荒々しい波がいつまでもやむことなく続いておりました。



この後の琵琶湖の波間に延々と流れるエンドタイトルの音楽も、なにかもの悲しげな曲調で始まり、最後は感動の終了
というような音付けでとてもよい印象がありました。
曲の終了間際にバルゴンの虹色殺人光線の時の音が流れたと思います。

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もう怪獣映画にしてはもったいないぐらいの大傑作なストーリーと音楽でした。

捕捉:しつこいけど本当になにも参考にせずただただ記憶のみなので全然違ってるかもしれません。
   と、あえて書きたい自信の無さ。


※ちなみに親父は酒好きで、毎晩のように飲んでました。
 ぐちが多く結構からみ酒の方だったと思います。
 ですから絶対に家で酒を飲むようには、またくだをまくようにはならないぞと子供心ながら 思ってました。
 その為か私は家であまりお酒は飲んだことがありません。
 何かのイベントがない限りは飲んだりしません。成人してから家で飲んだことは数回しか ないと思います。
 もちろん、現在も家にはお酒類は一切置いてありません。
 (実家には唯一"どなん"がありますが、あれは記念?としたオブジェとなってます)

 お酒は外で楽しく飲むことにしております。
 (今年に入って2回しか飲んでませんが。それも1回は正月のビールをちょっと。2007.06.08現在)
 友達いないのよ。あとは企画すると何かが起こるし...。

昔撮ってストックしていたもの。
当時映画を見に行ってもらってきたパンフ。私と兄の分。
懐かしい。ちなみに「妖怪大戦争」は一緒に撮っただけでだいぶ後に映画を見に行って買ったもの。
現在「ガメラ対バルゴン」パンフは大事な思ひ出として持ち出し禁止の家宝となっております。
今では私も手に出来ない代物。まぁ代々引き継いでいくのだから仕方ないか。
(せこいようですが、実家のしきたり。ちなみに鉄人28号のハンカチも(T_T))


だいぶ以前にストックしていた写真。ここで「ガメラ対バルゴン」の音源が聞けます。

2007.06.08


<キングコング対ゴジラ>
KingKong vs. Godzilla 1962 日本(東宝)
監督:本多 猪四郎 出演:高島忠夫、佐原健二、浜美枝
 
     参考:Video                  参考:CDから

シリーズの中で一番カッコいいのが、このゴジラです。(キンゴジってやつ?)
爬虫類のような風貌といい、動きの早さ(早回しだろうですが)といいなんとも他を
寄せ付けないカッコよさ。
後年東宝まんがまつり(※)等に新作で登場するゴジラのぬいぐるみの情けなさは、子供心ながら傷つきました。
ミニラが出る頃は、もうストーリー性もじゃりたれ相手の取ってつけたようなもので、もう最悪な出来具合と感じてました。
無理して子供のというか人間の見方というような。ぬるいガキ向け映画と成り果てました。
これはガメラにも言えることです。
(※怪獣大戦争,南海の大決闘等の後の映画を指します)

さてさてこの「キングコング対ゴジラ」ですが、東宝創立30周年記念作品として作られたというまえふりやら戯言があり、
アメリカの何処だか知らんけどキングコング使用の権利を受け、世紀の対決とかいう触れ込みで、海外版も作られた
みたいです。完全版はどこかに紛失し、もうカット版しか残ってないとかなんとか....。

まあストーリーは、どこぞの製薬会社?社長が自社のスポンサーとなっている番組の視聴率を上げるべくマスコミ受けする
インパクトのあるものを探し出せというので、キングコングの噂を聞きつけ見世物にするべく日本に運んでくるが、ゴジラの
登場で話が違う方向へ向かい始めるというお話か。

なんていう島か忘れたけど、そこに生け捕りにすべく高島忠夫らを中心とした探検隊が会社の命を受け出張っていくのでは。
ちなみに高島忠夫の妹役で浜美枝(ふみ子役)が出演し、のちのちキングコングと絡む重要な役になる。

さて一方では北極の米潜水艦が何者かに襲われ消息を絶つという事件が発生。もちろん、ゴジラの仕業。
そのゴジラが日本を目指してやってくるということになり、さあどうしようかとなる。
上陸したゴジラは例のごとく暴れる?(ゴジラはやはり悪役が似合う)
そして皆が思うとおり、ゴジラにはキングコングをぶつけようということになるのでありました。
後はキング・コングとゴジラの対決を中心に、変に陽気な高島忠夫と浜美枝を絡めて行きます。
しかし、どうも高島忠夫が単なるお調子者にしか見えなかったのですが。

キングコングはよく寝るなぁというのと女好きだなぁというのが子供の頃の印象。

さてさて圧巻はキングコングとゴジラの熱海城を挟んでの戦い。なんとも早い動きでいい。
二匹はラスト断崖下の海にもつれ合って落ちていくのでした。

最後に海を泳いでいくキングコング。はたしてゴジラは?

終の文字に重なる両獣の鳴き声がいいですね〜。

最後の戦いを観るだけで十分でございました。

また、伊福部昭先生によるキングコングの出身地?の島の音楽を意味するようなメイン・テーマの曲は
秀抜でございます。ふみ子救出作戦のアレンジ演奏等最高ですね。
メイン・タイトル

ちなみにビデオ発売時(再発?)、購入した私はあほでございます。
注:これを書くのに見直すとかそういうせこいまねはしてません。というより手元にないし、暇もない。

以前よりストックのVIDEOパッケージ写真。

最初に書きましたが、ゴジラのぬいぐるみが爬虫類然としていて冷徹に見え、これで好きな映画になっております。
ちなみに「ゴジラ」(1954)「ゴジラの逆襲」も大好きでございます。

復刻版のマルサンプラモデル(未開封の為ビニールで覆われている)。
写真がキンゴジでいいね。

ちなみに幼少の頃、初めて買ってもらったプラモデルがこの「ゴジラ」(当時オリジナル)であったと記憶している。
その後ウルトラQやサンダー・バードシリーズ等に移行していった。かな。

2007.06.09

<勇気ある追跡>
True grit 1969 アメリカ
監督:ヘンリー・ハサェイ 出演:ジョン・ウェイン、キム・ダービー、グレン・キャンベル、デニス・ホッパー

面白い。これは何べん放映になってもよく観ていたと思いますが、何べん観ても忘れる。
グレン・キャンベルのタイトル・ソングがとても爽やかさんで印象的。
最初に観たときにすぐに気に入りました。
エルマー・バーンスタインもやりますなぁてな感じ。
でも「荒野の七人」は嫌いではないけど、好んで聴くようなことはなかった。
たまに聴くといいかなぁ程度(5年に?一度ぐらいよ)
ユナイト盤のオムニなどには必ずと言って好いほど入っているし。
こういう曲はオムニを買うと、必ずや重複するのだ。
(これはモリコーネ集等にも言えますが。スタンダードは仕方ないのでせうか)

脱線しましたが、キム・ダービーのボーイッシュで勝気でサイフの紐がしっかりした少女役が印象的ですね。
でも、恋人というか惚れる相手がグレン・キャンベル。
男の免疫がない硬い少女という役でよろしいのか?

ジョン・ウェインもうっとうしそうにダービーの願いを聞いて、重い腰を上げ文句は言うがやることもやる
でいいキャラを出しておりました。
ダービーとの言い合いというか、なんで小娘の言うことを聞かなきゃいかんのだというか、
よそよそしい態度のなかにも愛情に溢れた眼でダービーを助ける保安官?役が秀抜でございます。
風貌も片目の為、アイパッチを付けていてとても印象的。

グレン・キャンベルは流れ者?だったっけ?それともテキサス・レンジャーだったっけ?
とにかくなんかしらんけどやはりダービーの為に一緒に行動を共にする羽目になるのでは???
(その辺じぇんじぇん覚えてましぇん)
それにしてもとっても爽やかな方ですなぁ〜。

映画内容はすこぶる解りやすくて、流れもスムーズな感じで私には良かった印象が強い。
ストーリーは、使用人として雇っていた野郎に出先で父親を殺され、その仇を打つために
やり手保安官?ウェインを雇うのでは。協力者にキャンベル。3人での敵討ち探しの旅ではなかったかなぁ。
父親を殺した相手はさらに悪党の仲間とつるんでいて、そう簡単には敵討ちはできん。
という設定で、いかにウェイン、ダービー、キャンベルの3人でやっつけるかだったか。

キャンベルが頭を殴られながらも(しかも致命傷)、ガラガラ蛇の穴に落ちたダービー
を助けるとか、森林に囲まれた中にある平原?でウェインと悪党ども(4人ぐらい?)の
向かい合ってから馬を走らせての撃ち合い?
確かこの撃ち合いで馬が転んでウェインが足を挟まれなかなか起き上がれないの緊迫感がある場面があったような。
その後どうなったかは、記憶にない。

ラストはウェインとダービーが死んだキャンベルの墓の前でなんか話して終わりだったか。

-'07.06.13-
死んだ親父さんの墓の前だったかという気がしてきましたが、私にとっちゃぁどっちでもいい。
-'07.06.13以上-

たしかウェインにダービーがここに一緒に居る気ない?かなんか聞いてたような。
(ダービーは結構敵対し合っていた年寄りで身寄りのないウェインに父親というか身内のおじさんの
ような親しみをいだくようになっていた)

とにかくよく出来た物語だったようなきがします。ウェインの役柄がとてもよかった印象がありますって思ってたら、
これでウェインは初のアカデミー男優賞を受けたとのこと。う〜ん納得の作品。

小品?ながらもまとまった全体的に爽快感が残る、なんか不思議な西部劇ではありました。

こちらはCD。とっても安価。

2007.06.10

<逃亡列車>
1966 日本(日活)
監督:江崎実生 出演:石原裕次郎、伊藤雄之助、十朱幸代、玉川伊佐男、小松方正

なぁ〜んと私、子供の頃この映画をリアルタイムで劇場で観ております。
たぶん何かとの併映だったと思いますが(そっちが目的か?はたまた、強制的に一緒につれていかれた?)
その後大きくなり再度TV放映で観ました。何となくのトラウマで?

たしか満州でのソ連軍が進攻してくるのを機関車で無事退却するまでのサスペンス・アクション戦争映画ではなかったか。
じぇんじぇん覚えてません。でもタイトルバックに確か機関車が映し出されていたのを含め、とにかく機関車がでてくるので
(題名からして当たり前か)日本の戦争映画としては、印象に残ってます。
壊れた機関車を修理して、限られた時間内に残された人々を引き上げ船まで間に合うようになんとかするのではなかったか。
それを阻止しようとする敵(ゲリラ?)との銃撃戦など。
そのサスペンス感が日本の戦争映画としてはよく出来ていたと思いますが。
最後は伊藤雄之助があばよと列車から飛び降りて平原を走っていく?のが印象に残っているけど本当かどうかは
解らないで〜す。

好きだけど覚えていない(そういうの多いです)。



2007.06.15

<盲獣>
1969 日本(大映)
監督:増村 保造 主演:船越 英二、緑 魔子、千石 規子

江戸川乱歩の作品だそうだけど読んだことありましぇ〜ん。

TV放映で観てその異様なエロチックさ、結末に大変印象が残りました。
記憶している内容は、ある有名モデルのブロンズ像?を手で嘗め回すように
触って確かめている目の不自由な男(船越英二)が、理想の体系だということで?
そのモデルを誘拐する。マッサージ師として(本業だったか?)近づき、拉致する。

家は人があまりこないようなところに、母親との二人ぐらし。
母親もぐるでというかこの目の不自由な男の協力者となっている。
誘拐してきた娘を監禁する。自分の作品のモデルになってほしい為の誘拐だったと思うが。
当然正気に戻った娘はあらゆる抵抗を試みる。(まぁ、当たり前)モデルになるからと安心させて逃げ出そうとしたり。
母親と男を仲違いさせるように仕向け、逃げようとしたり。そうこうしているうちに、アクシデントにより母親が死んでしまう。
娘と争ってか、男と争ってか忘れたが頭をぶつけて死亡。遺体を家の床というか土間の下に埋める。

さてさてそうこうするうちに段々娘と男は、妙な関係となり娘も逃げなくなり、逆にねっとりとした関係が築かれていく。
最後は究極の快楽を求めというか、身体を切り刻んで欲しいと娘の方から哀願するのであった。(だったろうか)

とにかくなんかみょうちくりんではあるが、不思議な男と女の世界を醸し出してはいました。

性格も妙に礼儀ただしく神経質で内気のような男と、あばずれのような勝気な娘。男に協力する陰険そうな母親。

また、娘が監禁されている男の作品製作場である部屋(倉庫のように広い。あるいは倉庫を家に改築した設定であったか?)
のオブジェは、とてつもなくでかい女性をかたどったオブジェであり、
(この女性像のお腹の上で、男と娘はいつももつれ合っていた)
それ以外にも壁一杯に身体の一部がたくさん作られていて(多くの耳や鼻等?)異様な雰囲気であったと記憶している。

ただただ退廃した空気が流れるが、それがまたいい。

異様でしか相まみれられない男と女の哀れさを象徴するような音楽の旋律もすばらしい出来であった。(かなぁ)


2007.06.17

<君に幸福を (センチメンタル・ボーイ)>
1967 日本(東京)
監督:丸山 誠治 主演:舟木一夫、内藤洋子、山岡久乃、小鹿敦

これも子供の頃リアルタイムで観ておりますが、例によって脳味噌の記憶回路がうまくつながりません。
当時の人気歌手である舟木和夫のヒット曲便乗映画ではなかったか。
相手役の内藤洋子が可愛かったな〜という印象があります。(当時ガキだったのに)

♪あああ〜 ぼぉくは〜 センチ〜 メンタルボオイ〜

というメロディがこびりついてました。
もう主題歌であるセンチメンタル・ボーイは当時の映画向け歌謡曲こてこてな感じで今聴いてもいい!
ストーリーは見ず知らずの二人が、内藤洋子の持っているスキーが頭にぶつかったりとかそういう
アクシデントが偶然にも数回重なり、それが基でお互い顔見知りになり恋が芽生えるとかいう今では考えられない?
ようなベタな作りではなかったか?でもなんかそういうの好き。
舟木一夫がケーキ職人役で、内藤洋子がどこぞのお嬢様だったかなぁ。釣り合わない二人の恋の行方?
わっから〜ん。

ただ頭の片隅に不完全ながらもうっすらと残ってるとても不思議な映画。


 たまに聴くといいのだ。


2007.06.29

< 北国の帝王 >
EMPEROR OF THE NORTH 1973 アメリカ
監督:ロバート・アルドリッチ 主演:リー・マーヴィン、アーネスト・ボーグナイン、キース・キャラダイン

帝王と呼ばれる無賃乗車のヒーローとそれを阻止する車掌との戦いを描いたアクションというか、
なんというか。帝王と呼ばれるホーボー(無賃乗車で列車を乗りまわす人をこう呼んだ?)
にリー・マーヴィン。冷徹な車掌にはアーネスト・ボーグナイン。
なんと個性が強烈な二人でありましょうか。
物語は無賃乗車するには難攻不落のボーグナインが車掌を努める列車(貨物列車)に、何処まで
行くか行き先を給水塔に示し、それを成し遂げようとするマーヴィンとの駆け引きと対決をメインに、
若造のキース・キャラダインがマーヴィンの鼻を開かして帝王と成るべくマーヴィンとボーグナインに絡む。
とにかく徹底した冷血漢の車掌を努めるボーグナインと、やや気紛れで愛嬌があるがプロ根性の
マーヴィンの対比がいいと思いました。
最後は貨車の上での対決により、マーヴィンがボーグナインを突き落として勝利する。
ただし、ボーグナインは死んだ訳ではなく俺はまだ生きているぞ、覚えてろみたいなことを叫んで、
簡単にはやられないぞの強いキャラが最後まで感じられていいですね。
 ただキャラダインが単なる功名心に走るだけの若造としか感じられないので、愛着もなにも得ません。
最後マーヴィンに列車から河?に落とされお前はホーボーには向いてない、命が惜しかったら二度と列車には
近づかない事だのようなことを言われて、ざまーみろと感じるただそれだけ。

全体的に機関車と貨車だけの舞台で繰り広げられる熾烈なやりとりがとても面白かったです。

ただ時代がそうだった?のかは知りませんがホーボーをヒーローとすればそうなのでしょうが、
車掌側からみたとしたら単なる無賃乗車のずる賢こくてせこい小悪党にしか過ぎない?

物語中もマーヴィンの挑戦のお陰で機関車同士が正面衝突になりそうになるは、車掌の助手は死ぬは、
機関士は大やけどを負うはで周りは散々な目に合います。そう思うと悪い奴じゃんと思えなくもない。
(まあ、挑戦を受けて立って何とか阻止しようと策をろうするボーグナインが悪いのだという見方もあるかも
知れませんが、キッカケを作ったのはマーヴィンですから)

柄にも無くこういう事を考えてしまったあたちは、娯楽作品を素直に楽しまなきゃと反省しております。



2007.07.21


<要塞>
Hornet's Nest 1970 アメリカ。
監督:フィル・カールソン 主演:ロック・ハドソン、シルヴァ・コシナ、セルジオ・ファントーニ、マーク・コレアノ、
   ジャック・セルナス、トム・フェレーイ
ドイツ軍に親たちを殺され、復讐を誓う子供たちとダム爆破の任務で敵地へと降下したパラシュート部隊の唯一の
生き残りの米兵との共同戦線と心の葛藤を描く物語。
子供たちは復讐の為の手助けを得るため米兵を利用しようとし、米兵はダム爆破の任務を遂行するために子供たち
を利用しようとする。
特にリーダー格のアルドは執拗にドイツ軍に対する復讐の怨念に燃えていた。
また、それを阻止すべくドイツ軍の頭の固い連中を相手に孤軍奮闘するドイツ軍ヘクト少佐?(セリジオ・ファントーニ)がいい。

ある日子供たちの村にドイツ軍がやってきて、パルチザンはどこにいるか口を割らせようと住民を道に並ばせる。
口を割らなければ銃殺。しかし、誰一人口を割らず皆殺しとなる。
子供たちは他の場所にいたため逃れることができたが、銃殺を目の当たりにし復讐を誓う。
一方ダム破壊に向かった米軍パラシュート部隊は、ドイツ軍に捉えられたパルチザンの一人が口を割ったため計画
がばれ、皆待ち伏せにあい一人の兵(ロック・ハドソン)を除いて皆殺しにされる。
ハドソンもケガの為意識を失ったが、子供たちによって隠れ家にかくまわれる。
ケガを直す為、ドイツ軍の医療施設に勤務する女医(シルヴァ・コシナ)をだまして隠れ家へとつれてくる。
女医は敵の人間を助けることなどできないと抵抗したため、子供たちによって乱暴を受けそうになるが寸でのところで
米兵に救われる。しかし米兵はそのまま倒れてしまう。このため結局米兵を診察することになる。
回復した米兵に子供たちは命を助けたのだから、自分たちの言うことを聞いて復讐に加担しろと強引に迫る。
自分に協力すれば言うことを聞くとうまく話をかわしつつ、米兵はなんとか現状を報告しなければと本隊に作戦失敗を
連絡すべく、子供たちの協力を得て敵居留地(セルジオ・ファントーニ率いる部隊)に忍び込み本隊に連絡しようとするが
うまくいかず没収されていたダイナマイト(プラスチック爆弾のようなもの)を奪還する。
雷管は持っていた?為、これで爆破の目処がついたこととなる。

子供たちはダム爆破に協力すれば、銃の使い方等を指南するとの米兵の約束でダム爆破に協力することになる。
しかし、何度もリーダー格のアルドと米兵は意見の相違からいがみ合う。

一方誘拐された女医は返してくれと言い続けるが、米兵が居る場所が漏れるのが心配のため逃がしてもらえず
行動を共にすることとなり、また必然的に小さい子供の面倒を診ることとなる。

また、ドイツ軍ヘクト少佐は米兵がまだ生きていること、デラノルテ・ダムが爆破されるかもしれないことを上層部に
進言し続けるが、一向に聞き入れられずしかも全然検討違いのトンネル警備に配属されたため独自に動ごきなんとか
阻止しようと躍起になる。

女医は戦争に子供を巻き込むなんてと米兵と何度も対立を繰り返す。
また、子供たちは大きなお世話だと女医を消したがるが、米兵にうまく諭され画してダムまでの奇妙な行軍となる。

ここまで一緒にはいるが米兵、子供たち(特にリーダー格のアルド)、女医は常にいがみ合う。

ダムまでの道中いろいろな事が発生するが、とにかくダムまでたどり着き泳いで爆弾を仕掛ける子供の人選や
銃の打ち方等の練習をする。(もちろん敵に聞かれないため実弾の発射はなし)

しかし、子供たちもさるものダム爆破の前に自分たちの住んでいた村に駐留するドイツ軍に復讐するまでは
ダム爆破を手伝わないと米兵に言い迫る。

仕方なく折れた米兵は、ドイツ軍のトラックを奪い子供たちを乗せ村を襲撃することになる。
作戦は二手に分かれ屋根で待ち伏せする子供たちと、トラックの荷台から撃ちまくる子供たちとで襲撃。
うまく作戦は成功し、村に駐留するドイツ軍は皆殺しとなる。
それに歓声を上げる子供たち。しかし、それを見ていた米兵は怒りとも自分が子供たちをそうしてしまった
との感情が湧き始める(ように思える)。平気で人を殺せるような子供にしてしまったとの怒りが感じられます。

皆殺しにあったドイツ軍親衛隊の指揮官は、しばし呆然とするが駆けつけたヘクト少佐に叱咤され気を取り戻す。
しかし、ダム爆破阻止を唱えるヘクト少佐に対し命令に従えとあくまでもじゃまをするため、ヘクト少佐は自殺として
射殺してしまう。
邪魔者が居なくなったヘクト少佐はダム爆破を阻止するべく、ダムへ向かうのであった。

さてさてついにダム爆破を実施するべく夜に子供たちを使い下流を泳ぎ爆弾を仕掛ける作業をするが、残った子供
たち(アルドを筆頭に)がドイツ軍の見張りがいるダム上部に勝手に行き始める。
そう、彼らは銃の魅力というか復讐の魅力に取り付かれてしまっていたのだった。
特に人殺しの魅力に取り付かれたリーダー格のアルドは、嬉々とした目をしている。

そこへヘクト少佐が乗り込んでくる。ダムが爆破されるという警告はやはり命令違反として受け入れられないが、
強引にライトを点灯させ、ついに爆弾を仕掛けている子供たちと米兵を見つけ銃撃する。
そしてそれを機に上部にいたアルドたちが、ドイツ軍と銃撃戦を始めるのであった。
寸でのところで爆弾を仕掛け終わった米兵と子供たちは泳いで逃げることに成功する。

もう機関銃を打ち続けるアルドには、憎いドイツ軍を殺すことが魅力となりとにかく撃ちまくる。
しかしアルドの前に出てきていたカルロを、敵を殺す為に一緒に射殺してしまう。
カルロを殺しても嬉々として敵に向かって撃ち続けるアルド。
もう彼は完全な殺人者となってしまっていた。

またダム爆破の米兵と子供たちはドイツ兵に追われ子供のうちの一人が撃たれて死ぬ。
米兵も危うしと思われた瞬間、後を追ってきたドイツ兵たちが射殺される。
なんと銃を撃ったのは女医であった。呆然と銃を落とす女医。彼女もまた戦争の被害者だったのだ。

とにかくダム爆破は成功した。

このときヘクト少佐は執拗にもダム爆破の米兵以下子供たちを捜す。
しかし、アルドに見つかり腕を撃たれ倒れる。そして射殺されそうになった瞬間、米兵が現れ止めに入る。
拳銃をよこせとアルドに迫る米兵。ドイツ野朗をなぜ助けると罵るアルド。
隙を見た米兵はアルドの拳銃を叩き落す。そしてヘクトはありがとうと米兵に素直にお礼をいいつつ軍門に下る。
しかし、納得せず罵り続けるアルド。

他の子供たちは歓声をあげるが、米兵が怒り心頭で彼らの銃を取り上げ木にたたきつけ壊し始める。
子供たちを殺人者にした悔恨の思いからか。

そしてアルドは他の子供たちによってカルロを殺したとリンチに合う。
止めに入る米兵。しかし、アルドは止めに入った米兵を振り払い"裏切り者、ドイツ野朗を助けやがって"と罵り続ける。
ここで遠くに連合軍の部隊が近づいてくる。味方が進軍してきたのであった。子供たちと女医をトラックに乗せる連合軍。

しかし、アルドは丘の上から降りてこようとせずただ悔し涙を流しながら米兵を罵り続けるのであった。
連れて行くべくゆっくりとアルドに歩み寄る米兵だが、お前なんか嫌いだと石を投げ続けるアルド。
米兵の頭に石が当たり血が流れ始める。しかし、米兵はゆっくりとアルドに近づきそっと抱き上げるのだった。
泣きじゃくるアルドは、本当は嫌いじゃない好きなんだと米兵に言う。
この光景をヘクト少佐もただ頭を振りながら捕虜の列に混ざり歩いていくのであった。また、悲壮感漂う目で見つめる女医。
米兵はただただいたたまれない気持ちでアルドを連れていくのであった。

そしてアルドはさらにこう続けるのであった。

"奴らはパパ...ママを殺し、僕はカルロを殺してしまった...。"









だったかなぁ〜。

注:ヘクト少佐としてますが、本当の階級は忘れました。



つづく?